2022.05.26 03:46頸肩腕痛徒手検査:エデンテスト:肋鎖症候群肋鎖症候群とは・・・肋骨と鎖骨の間の肋鎖間隙という通り道が狭くなることで痛みやしびれなどの症状が出現するものです。 この肋鎖症候群は通常は骨のない肋骨と鎖骨の間に頸肋という骨ができることが原因である場合が多いです。 他にも、肋骨と鎖骨の間が狭まる原因もあります。エデンテスト(患側)やり方①腕を下に降ろし験者は被験者の脈を取りなが...
2022.05.25 00:11頸肩腕痛徒手検査:ライトテスト:小胸筋症候群の検査法『小胸筋症候群』とは、胸郭出口症候群の一種で、別名『過外転(かがいてん)症候群』と呼ばれ、小胸筋が過緊張したことにより、その下を通る神経や血管が圧迫されて起こります。 血管が圧迫されていれば、レントゲン検査で血液造影するとわかります。ライトテストやり方①座位で両肩関節90度外転、90度外旋、肘90度屈曲位をとらせると、手首のとこ...
2022.05.24 07:18頸肩腕痛徒手検査:アレンテスト:胸郭出口症候群の検査法頸肩腕痛徒手検査:アレンテスト:胸郭出口症候群の検査法アレンテスト(患側)やり方①腕は体に付けた状態から患側(手の痺れが出る側)の肩関節を90度外転(腕を90度外側に開いていく) 外旋90度(上腕骨を外側に捻る)肘も90度屈曲(肘を直角に曲げる)首を腕を挙げた方と反対に捻り、橈骨動脈(とうこつどうみゃく)(手首の親指側の動脈)の拍動が消失...
2022.05.23 09:23頸肩腕痛徒手検査:モーリーテスト:胸郭出口症候群の検査法頸肩腕痛徒手検査:モーリーテスト:胸郭出口症候群の検査法モーレーテスト(患側)のやり方:①痛みやしびれなどが生じている腕の側(患側)の、鎖骨上窩で腕神経叢を圧迫することで行います。鎖骨上窩というのは、鎖骨の上にあるくぼみのことです。②ここを指で圧迫し、上肢や胸のあたりにしびれや痛みが生じたら、陽性です。【陽性所見】(患側)上肢の放散痛【臨...
2022.05.22 04:10頸肩腕痛徒手検査:胸郭出口症候群(斜角筋症候群)胸郭出口症候群とは・・・つり革につかまる時やに、腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。 また、前腕尺側と手の小指側に沿って刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状などがあります。【胸郭出口症候群の検査法】アドソンテスト(患側)や...
2022.05.20 06:43頸肩腕痛徒手検査:筋委縮頸肩腕痛徒手検査で筋委縮がある場合【陽性所見】筋の萎縮【臨床的意義】ALSが最近では多く、または(中枢・末梢)神経障害や廃用性萎縮も考えれます。ALSとは?・・・筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつ...
2022.05.14 04:57頸肩腕痛徒手検査:握力頸肩腕痛徒手検査で握力検査も見ます。【陽性所見】患側の握力低下【臨床的意義】(中枢・末梢)神経障害・廃用性萎縮が考えれます。--------------------------------------------
2022.05.12 22:40頸肩腕痛徒手検査:ホフマン反射頸肩腕痛徒手検査:ホフマン反射【陽性所見】同側母指の内転・屈曲します。【臨床的意義】中枢神経障害(錐体路障害)が考えれるため、医療機関での診断が必要となります。 -------------------------------------------
2022.05.12 01:47頸肩腕痛:上腕三頭筋腱反射の徒手検査頸肩腕痛:上腕三頭筋腱反射の徒手検査【所見】正常→肘関節伸展をします。異常→減弱・消失・亢進します。【臨床的意義】減弱・消失→C7神経根障害が考えれます。亢進→中枢神経障害(錐体路障害)が考えれるため、医療機関での診断が必要となります。 -------------------------------------------
2022.05.10 22:11頸肩腕痛:腕頭骨筋腱反射の徒手検査頸肩腕痛:腕頭骨筋腱反射【所見】正常→肘関節屈曲・前腕回外をします。異常→減弱・消失・亢進をします。【臨床的意義】減弱・消失→C6神経根障害が考えれます。亢進→中枢神経障害(錐体路障害)が考えれるため、医療機関での診断が必要となります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2022.05.10 02:30頸肩腕痛の上腕二頭筋腱反射の徒手検査上腕二頭筋腱反射【所見】正常→肘関節屈曲・筋収縮します。異常→減弱・消失・亢進します。【臨床的意義】減弱・消失→C5神経根障害が考えられます。亢進→中枢神経障害(錐体路障害)が考えれるため、医療機関での診断が必要となります。
2022.05.08 23:11頸肩腕痛:頸を前屈・後屈・側屈・回旋動作徒手検査法をここからしばらくは記載していきます。最初は、疾患が多い、頸・肩・腕の痛みによる検査を解説していきます。まず、【自動運動】として、頸を前屈・後屈・側屈・回旋動作を行う。【所見】上肢症状(しびれや痛み)頸肩部症状(痛みつっぱり)可動域制限【臨床的意義】上肢症状→神経障害(中枢・末梢)頸肩部症状→筋肉・椎間板・靭帯・関節の局所の問題...